日本ハオルシア協会 Official Blog

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Notice (for members)

11日未明に北関東の有名育種家温室に泥棒が入り、優良品種の親株が大量に盗まれました。

また12日未明には静岡の佐野氏温室に泥棒が入り、玉扇、万象の大株すべて(200本弱)が盗まれました。有名な葵玉扇の親株もすべて盗まれたということです。

これまでは月1件のペースで単発的に事件が起きていたのですが、今回は2夜連続です。
恐らく海外から来た窃盗団が帰国までの間、移動しながら犯行を繰り返すのではないかと危惧されます。
ここしばらくは特に厳重な警戒をしてください。

また明らかに盗品と疑われる株、たとえば葵玉扇の大株などが売りに出たのを見つけた場合などは、至急ご一報ください。
さらにこれら盗品と疑われるものを買うことも犯罪(盗品罪)に当たりますから避けてください。



昨年夏より相次いでこのような窃盗事件が発生しており、収まる気配がありません。
栽培場の警戒は怠らないように、また早急な防犯対策を実施下さい。

<窃盗事件関連記事>
防犯対策について
【緊急速報】盗難事件について(10月31日発生) (小穴氏温室の件)
お知らせとお願い(盗難事件について) 情報提供のお願い
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【追加情報】盗難事件について(防犯ビデオ動画追加)
【緊急警告】盗難事件について(大久保氏温室の件・9月20日発生)

緊急警報 

かねてより何度もお知らせしておりますが、残念な事にまたもやハオルシア盗難事件の記事になります。

3月初旬にセコムの監視装置を設置している収集家の温室に泥棒が入り、1000本以上のハオルシアが盗まれました。

この温室では周囲に高さ2mもの柵を設け、柵内の四方と各温室入り口内側に赤外線検知器が設置してあったのですが、すべての検知器が作動することなく、大量のハオルシアが盗まれてしまいました。

柵内の赤外線は高さ1mくらいのところに張ってあり、そこを遮るとセコムに警報が行くようになっているのですが、柵の下方は赤外線が通っていないので、その部分の柵を工具(カッター)で切断して侵入しています。

また温室入り口の赤外線検知器も高さ80cmくらいのところにあるので、その下の部分のビニールをナイフで切って侵入しています。入り口部分を除くと温室内には赤外線検出器は設置してないので、いったん侵入されると、あとはやりたい放題というわけです。

どうして多重に張り巡らされた赤外線検知器をくぐり抜けて、一度も警報装置を作動させることなく犯行ができたかというと、どうも泥棒は赤外線暗視装置(赤外線ゴーグル)を使っているようです。
この装置は赤外線を可視化して夜間でも物体を識別できる装置です。双眼鏡型ですが、ヘッドレストで頭に装着して両手が自由に使えます。
この装置で見ると、夜間の暗闇でも物体の形状がわかり、さらに赤外線を出しているところやその通り道などもわかります。

池田氏温室に泥棒が入った時、防犯カメラの設置してある温室だけ手を付けなかったのも、この装置を使うと防犯カメラから撮影用に照射している赤外線で温室が明るく光って見えるので、ここには防犯カメラが入っているなと気がつくわけです。

したがってセコムなどと契約していても、赤外線検知器しか設置してないところでは簡単にセキュリティを破られてしまいます。

対策としてはネット対応で24時間遠隔監視可能な防犯カメラは必須です。遠隔監視の防犯カメラなら動体(動くもの)を検知するとすぐにメールでスマホやパソコンに映像が送られますから、着信音が鳴ったらすぐ温室内の映像を確認できます。夜間温室内に見知らぬ人がいれば100%泥棒ですから大至急警察に連絡して急行してもらいます。

ネット対応の防犯カメラでの24時間監視はセコムなどにも依頼できますが、費用は相当高額になります。自分で業者などに頼んでカメラを設置してもらい、自ら監視すれば費用ははるかに低額で済みますが、風でビニールが揺れたりして夜中に誤報が来ることも時にはあるので(動体感知の感度は調整できます)、気は抜けません。
また親しい仲間にメールを同報して複数人で監視することもできますので、1人がメールを見落としても誰かが気がつけば、泥棒の侵入を即時発見できます。

さらにこれまでの用意周到な手口から泥棒グループは相当のプロのようですから、当然電源を切断して防犯カメラが作動しないようにしてから侵入するということが考えられます。

この対策としては無停電装置があり、これをセットすれば電源を切断された後もカメラは作動し続け、かつ電源が切断されたことも緊急メールとしてパソコンやスマホに送られます。電源が切断されたというメールは、電源が復旧するまでは数分おきに何度でも送られて呼び出し音がなりますから、夜中に熟睡していてもまず気がつきます。呼び出し音は他のメールとは別の音にすることができます。

さらに夜間、温室内を照明することも有効な泥棒対策です。おおむね1000ルクスもあれば十分ですから、20坪の温室で40ワットの蛍光灯2~3本あれば足ります。夜間温室内が明るいと外から温室内に人がいることがわかり、泥棒は作業がしにくいですし、防犯カメラもカラーモードで撮影されますから、より鮮明な映像が撮れます。照明は暗くなると自動点灯するようにするのが経済的ですが、24時間点けっぱなしでも電気代は微々たるものです。夜間照明することの植物への影響はこの程度の明るさなら全く成長に支障ありません。


各々防犯対策は取られていると思いますが、最も強力かつ有効な手段の一つである警備会社との契約の上での防犯対策も、このように隙を突かれて被害が発生しています。
二重三重の対策をしても過剰ではありません。出来る限りの対策をご検討ください。


お知らせ

日本ハオルシア協会は今年2016年3月1日付けで一般社団法人に組織替えしました。
従来の活動内容と運営体制をほぼそのまま踏襲し、法人化したものです。
この法人は将来的には適格消費者団体となることを目指す方針です。

主要役員(理事)は以下の方で、さらに各実務担当の理事数名を予定しています。

主要役員(理事):会長 實方一雄、 事務局長 林 雅彦、 相談役 大桑弘一

実務担当理事:イベント担当、品評会担当、室内栽培技術担当、Web担当、ネット監視担当

会の目的と活動内容は以下の通りです。
『この法人は、ハオルシアの園芸的普及と消費者(愛好家)保護を目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。

(1)機関誌や解説書、写真集、資料集の発行や電子出版等の出版活動。
(2)品評会、講演会や苗交換会その他の啓もう、広報、宣伝活動。
(3)優良品種の開発促進、およびその繁殖供給体制と販売体制の整備促進。
(4)育種家の権利保護のための品種登録等の推進、および育成者の権利侵害に対する対処。
(5)消費者被害防止のためのハオルシアの品種名の整理、統一、登録。
(6)事業者の不当な行為に対する改善の申入れや行政措置の発動申入れ。
(7)その他この法人の目的を達成するために必要な事業。』

会員の入退会に関する規定は以下の通りです。

『会員は事務局が定める入会申込書により申し込み、事務局長の承認により会員となる。』
『会員は、事務局に退会届を提出することにより、任意に退会することができる。』
『会員が次のいずれかに該当するときは当該会員を除名することができる。
(1) 定款その他の規則に違反したとき。
(2)この法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。
(3)第3条に定めたこの法人の事業に反対し、又は妨害や阻害をし、あるいは妨害や阻害に加担もしくは協力したとき(品種名の整理統一に対する反対、妨害、阻害行為を含む)。』

会員の権利義務等は以下の通りです。

『会員は会の出版物の優先(特価)配布を受け、またWeb掲示板等に質問することができる。』
『会員の優良作出品種は機関誌上で優先的に紹介される。』
『会員は、事務局の定める入会金及び会費を納入しなければならない。』
『会員は第3条に定めた当法人の事業に協力しなければならない。』
『会員は退会後も、未納であった会費及び未履行の業務や責務を完遂する義務を負う。』
『当法人は、会員がその資格を喪失した場合やその他理由の如何を問わず、既納の入会金、会費その他の拠出金品は、これを返還しない。』

先日来、ハオルシア盗難事件の犯人逮捕のニュースに関連して、多くの報道関係者の方からお問い合わせを頂いております。

つきましては、盗難事件の全国的な広がりについて、協会として把握している情報をまとめてみました。
改めて被害の大きさに驚かされます。

tounanmatome

(参照:奈良多肉植物オークション  クリックするとサイトが別ウインドウで開きます)
*表はクリックで拡大します。

犯人逮捕といっても、おそらく組織的窃盗団のごく一部と思われます。
今後も油断する事なく、引き続き防犯対策と厳重な警戒は怠りないようお願い致します。



本日4月28日早朝、岡山の北山氏温室に泥棒が入り、親苗を大量に盗まれたそうです。
300本程度はあったと思われます。

北山氏温室には中島氏温室の泥棒が捕まる2日前の4月16日に3人組の泥棒が入りましたが、警報ブザーが作動して逃げ出しており、未遂に終わっています。

今回は電源を遮断し、警報装置を作動しないようにして犯行に及んでいます。

泥棒グループは下見や侵入、国外への輸送、海外の裏サイトでの売りさばき役と、役割を分担する複数人の相当大掛かりなプロ集団です。

今回の事件では犯人は温室内には入らず、外からビニールを破って外側の棚の植物の大株を全部持って行っています。親苗は外側の棚に置いてあったため、親苗はほとんど盗まれてしまったそうです。

先日岡山在住の中国籍の男が犯人として逮捕されており、16日の3人組による未遂事件の犯人の内、捕まっていない残り2人の犯行ではないかと疑われています。


1人逮捕されたと言ってもまだ全く安心できないということです。別の窃盗グループの存在も考えられます。

引き続き防犯対策を実施し、厳重な警戒を続けてください。


(追記・4月28日)

被害本数は約500本と確認されました。

北山氏は栽培名人として知られており、盗まれた親苗は同じ品種でも「あれがこんなに大きくなるのか!!」というような全く見事な株ばかりだったため、最低でも1株の価値は平均で時価30万円はくだらないと思われます。

総額では時価1億5千万円以上ということになり、再びの超高額窃盗事件となります。

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