日本ハオルシア協会 Official Blog

ブログデザイン改修しました。

December 2023

入札オークションのH. maxima Mowers station (Moweris)に胴切り後の写真を追加しました。

販売ページで入札オークションの第2弾を始めました。締め切りは12月30日24時00分です。どうぞ覗いてみてください。

販売コーナーのH. rotteria と H. andriesii の現地写真などを追加しました。

H. andriesii 大株の写真はたぶん世界初です。購入ご希望でない方も参考までにご覧ください。

販売コーナー再開しています。

今回は海外からの新着苗の入札制オークションです。

割安価格で出品していますので覗いてみてください。

ハオルシア研究誌のデジタル発刊について等           日本ハオルシア協会

 

これまで『ハオルシア研究』誌は年2回の発行を目標にしてきましたが、多忙のためと、コロナ下での活動制限などもあって、ここ数年はまったく発行できませんでした。ハオルシアの普及、啓蒙に大きな力を発揮していた『ハオルシア研究』誌の休刊状態は、海外繁殖苗の違法販売による相場価格低下と相まって、ハオルシア人気の低迷を招いています。

 

しかし人気の低迷により金もうけ主眼の業者や栽培家がハオルシア市場から撤退していくのは、ある意味むしろ良いことです。人気の低下は魅力の低下ではありません。相場価格の低下にもかかわらず、熱心な育種家が魅力的な交配新品種を次々と発表しています。また特に原種からの優良個体の発掘、選抜が進み、ハオルシアの新しい魅力と可能性が示されています。

 

 窓を持つ植物は他にもありますが、ハオルシアの窓の多彩さ、美しさはまったく他のグループを寄せ付けません。これを品種改良して園芸化したのは日本の大きな功績です。繊細な美しさという点で「生物芸術」だと言えるのはハオルシア、盆栽、錦鯉、金魚、それにパフィオ(洋ラン)の五つだと思いますが、ハオルシアの芸術的美しさは世界的にはまだほとんど知られていません。

 

そこでハオルシアの美しさの紹介と人気の向上とを目的に、ハオルシア研究誌などの発行を以下のように変更します。

 

(1) デジタル出版の概要

ハオルシア研究誌を印刷媒体からデジタル配信にします。内容量は1回でこれまでの半分程度と減量する代わりに発行回数を増やし、年4回以上の配信を目標とします。

 

協会ホームページのMembersページの最上段にハオルシア研究デジタル版最新号をUPしますので、事前に配布されるパスワードでMembersページに入り、読んでいただきます。ダウウンロードして印刷することもできます。Membersページに入るためのパスワードは最新号の配信ごとに更新して会員に配布します。

 

例えば36号が発刊されると36号用の新しいパスワードが各会員に配布され、35号用のパスワードは無効となります。(36号発刊後は35号を協会HPで読むことはできません)

 

優良品種や新種の紹介、分類学的整理などは基本的にデジタル版ハオルシア研究でしか読むことができません。ただしバックナンバーになれば会員以外の方も次記のアマゾンキンドルで購入して読むことができます。

なお、ダウンロードしたものは個人的利用に限り、コピーして使えます。紙の出版物でも同じですが、電子データやコピーしたものを他人に譲渡または販売することはできません。

 

③ バックナンバーはアマゾンキンドルで電子出版し、そこで購入して読むことができます。予定価格は11000円です。ただし既存印刷物をキンドル仕様に変更するために準備に時間が掛かります。順次キンドル化しますので、販売開始したら別途お知らせします。 

 

デジタル版の35号も36号が発刊されるとバックナンバーとなり、キンドルで販売されます。他のバックナンバーも同様ですが、キンドルで販売される場合はアマゾンの独占販売となります。当会から購入することはできません。

 

キンドルでは購入する以外に月額980円での読み放題(アンリミテッド)も利用できます。キンドルアンリミテッドでは200万冊以上の本を追加料金なしでどれでも読むことができます。

 

バックナンバーを紙の本で読みたい人用にキンドルのペーパーバック(柔らかな表紙の本。これまでのハオルシア研究誌と同じです)での販売も行います。希望者はアマゾンキンドルでどなたでも購入できます。予定価格は12000円です。デジタル版は写真などを大きなサイズで見ることができますが、紙の本では写真の最大サイズが本のサイズとなります。

 

紙の本は字数やサイズなどに制約が多いので、一部内容にデジタル版と相違のある場合があります。(場合によってはこれまでのA4版からB5判とし、あるいはデジタル版2号分を一冊にする可能性もあります)

 

キンドルは世界中に膨大な数の読者がおり、園芸関係者だけでなく、例えばファッション関係や飲食関係、映像・芸術関係など、これまでハオルシアと縁のなかった様々な分野の人々にハオルシアを知ってもらうきっかけになると期待しています。

 

ハオルシア研究誌のデジタル出版は来年1月末までに発刊予定の35号から始めます。デジタル出版の第1号で、かつ36号が発刊されるとバックナンバーとしてキンドル出版の第1号にもなります。以降も同様に、新しい号が発刊されると前の号はバックナンバーとなり、キンドルでのみ購入、購読ができます。

 

キンドルでは購読対象者が世界中に広がりますので英語のサマリーを付けるなど編集の負担は増えますが、「こんなきれいな植物があるんだ?!」と世界を感嘆させるような美しい新品種などを精力的に紹介していく予定です。

 

これまでに撮りためた栽培名人の写真や、貴重な現地写真などが50万点以上あります。将来、これらの内よく撮れているものを選抜してキンドルで写真集として電子出版することも計画しています。写真集はNFTの証明付きで販売することも視野に入れています。

 

NFTは電子データに対し撮影者や販売者、撮影場所や日時などのデータを付け、真正品であることを証明するシステムです。)

 


(2)会費と刊行物との関係

会費はこれまで同様年額5千円ですが、会費と刊行物との紐づけは行いません。

12月中に入会された方は来年(2024)の会員となります。年の途中で入会された場合でも会費は同額で、その年の年末まで有効です。年の後半に入会された方はバックナンバーを別途アマゾンでご購入下さい。(事務処理の簡略化とキンドルシステムの制約のためです。ご理解ください。)

 

会員の方は最新号のデジタル版をすべて無料で読んだり、ダウンロードできます。ただし次の号が発刊されると前の号はバックナンバーとなり、アマゾンキンドルでしか購入、購読できません。当会からは購入、購読できませんのでご注意ください。

 

なお、ハオルシア研究誌がここ数年休刊状態だったため、ほとんどの方は会費切れです。これらの方々は協会HPjoin(入会手続)より改めて会員登録をしてください。

 


(3)会員の特典について


 
① 最新号デジタル版ハオルシア研究を無料で購読できることが基本的特典です。

 
  ② 優良品種をハオルシア研究誌に掲載してキンドルで世界中に宣伝できます。これはと思う自信作が出来たらふるって写真を投稿してください。


  ③ 優良品種の登録商標を無料で使用できます。


  ④
商標登録された優良品種の育成者は商標権侵害者からの賠償金の一部を分配されます。

 ⑤ 育成者を支援する仕組みを種々考案中です。仕組みが固まってきたら別途ご案内します。

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