日本ハオルシア協会 Official Blog

ブログデザイン改修しました。

March 2016

お知らせ

日本ハオルシア協会は今年2016年3月1日付けで一般社団法人に組織替えしました。
従来の活動内容と運営体制をほぼそのまま踏襲し、法人化したものです。
この法人は将来的には適格消費者団体となることを目指す方針です。

主要役員(理事)は以下の方で、さらに各実務担当の理事数名を予定しています。

主要役員(理事):会長 實方一雄、 事務局長 林 雅彦、 相談役 大桑弘一

実務担当理事:イベント担当、品評会担当、室内栽培技術担当、Web担当、ネット監視担当

会の目的と活動内容は以下の通りです。
『この法人は、ハオルシアの園芸的普及と消費者(愛好家)保護を目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。

(1)機関誌や解説書、写真集、資料集の発行や電子出版等の出版活動。
(2)品評会、講演会や苗交換会その他の啓もう、広報、宣伝活動。
(3)優良品種の開発促進、およびその繁殖供給体制と販売体制の整備促進。
(4)育種家の権利保護のための品種登録等の推進、および育成者の権利侵害に対する対処。
(5)消費者被害防止のためのハオルシアの品種名の整理、統一、登録。
(6)事業者の不当な行為に対する改善の申入れや行政措置の発動申入れ。
(7)その他この法人の目的を達成するために必要な事業。』

会員の入退会に関する規定は以下の通りです。

『会員は事務局が定める入会申込書により申し込み、事務局長の承認により会員となる。』
『会員は、事務局に退会届を提出することにより、任意に退会することができる。』
『会員が次のいずれかに該当するときは当該会員を除名することができる。
(1) 定款その他の規則に違反したとき。
(2)この法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。
(3)第3条に定めたこの法人の事業に反対し、又は妨害や阻害をし、あるいは妨害や阻害に加担もしくは協力したとき(品種名の整理統一に対する反対、妨害、阻害行為を含む)。』

会員の権利義務等は以下の通りです。

『会員は会の出版物の優先(特価)配布を受け、またWeb掲示板等に質問することができる。』
『会員の優良作出品種は機関誌上で優先的に紹介される。』
『会員は、事務局の定める入会金及び会費を納入しなければならない。』
『会員は第3条に定めた当法人の事業に協力しなければならない。』
『会員は退会後も、未納であった会費及び未履行の業務や責務を完遂する義務を負う。』
『当法人は、会員がその資格を喪失した場合やその他理由の如何を問わず、既納の入会金、会費その他の拠出金品は、これを返還しない。』

緊急警報 

かねてより何度もお知らせしておりますが、残念な事にまたもやハオルシア盗難事件の記事になります。

3月初旬にセコムの監視装置を設置している収集家の温室に泥棒が入り、1000本以上のハオルシアが盗まれました。

この温室では周囲に高さ2mもの柵を設け、柵内の四方と各温室入り口内側に赤外線検知器が設置してあったのですが、すべての検知器が作動することなく、大量のハオルシアが盗まれてしまいました。

柵内の赤外線は高さ1mくらいのところに張ってあり、そこを遮るとセコムに警報が行くようになっているのですが、柵の下方は赤外線が通っていないので、その部分の柵を工具(カッター)で切断して侵入しています。

また温室入り口の赤外線検知器も高さ80cmくらいのところにあるので、その下の部分のビニールをナイフで切って侵入しています。入り口部分を除くと温室内には赤外線検出器は設置してないので、いったん侵入されると、あとはやりたい放題というわけです。

どうして多重に張り巡らされた赤外線検知器をくぐり抜けて、一度も警報装置を作動させることなく犯行ができたかというと、どうも泥棒は赤外線暗視装置(赤外線ゴーグル)を使っているようです。
この装置は赤外線を可視化して夜間でも物体を識別できる装置です。双眼鏡型ですが、ヘッドレストで頭に装着して両手が自由に使えます。
この装置で見ると、夜間の暗闇でも物体の形状がわかり、さらに赤外線を出しているところやその通り道などもわかります。

池田氏温室に泥棒が入った時、防犯カメラの設置してある温室だけ手を付けなかったのも、この装置を使うと防犯カメラから撮影用に照射している赤外線で温室が明るく光って見えるので、ここには防犯カメラが入っているなと気がつくわけです。

したがってセコムなどと契約していても、赤外線検知器しか設置してないところでは簡単にセキュリティを破られてしまいます。

対策としてはネット対応で24時間遠隔監視可能な防犯カメラは必須です。遠隔監視の防犯カメラなら動体(動くもの)を検知するとすぐにメールでスマホやパソコンに映像が送られますから、着信音が鳴ったらすぐ温室内の映像を確認できます。夜間温室内に見知らぬ人がいれば100%泥棒ですから大至急警察に連絡して急行してもらいます。

ネット対応の防犯カメラでの24時間監視はセコムなどにも依頼できますが、費用は相当高額になります。自分で業者などに頼んでカメラを設置してもらい、自ら監視すれば費用ははるかに低額で済みますが、風でビニールが揺れたりして夜中に誤報が来ることも時にはあるので(動体感知の感度は調整できます)、気は抜けません。
また親しい仲間にメールを同報して複数人で監視することもできますので、1人がメールを見落としても誰かが気がつけば、泥棒の侵入を即時発見できます。

さらにこれまでの用意周到な手口から泥棒グループは相当のプロのようですから、当然電源を切断して防犯カメラが作動しないようにしてから侵入するということが考えられます。

この対策としては無停電装置があり、これをセットすれば電源を切断された後もカメラは作動し続け、かつ電源が切断されたことも緊急メールとしてパソコンやスマホに送られます。電源が切断されたというメールは、電源が復旧するまでは数分おきに何度でも送られて呼び出し音がなりますから、夜中に熟睡していてもまず気がつきます。呼び出し音は他のメールとは別の音にすることができます。

さらに夜間、温室内を照明することも有効な泥棒対策です。おおむね1000ルクスもあれば十分ですから、20坪の温室で40ワットの蛍光灯2~3本あれば足ります。夜間温室内が明るいと外から温室内に人がいることがわかり、泥棒は作業がしにくいですし、防犯カメラもカラーモードで撮影されますから、より鮮明な映像が撮れます。照明は暗くなると自動点灯するようにするのが経済的ですが、24時間点けっぱなしでも電気代は微々たるものです。夜間照明することの植物への影響はこの程度の明るさなら全く成長に支障ありません。


各々防犯対策は取られていると思いますが、最も強力かつ有効な手段の一つである警備会社との契約の上での防犯対策も、このように隙を突かれて被害が発生しています。
二重三重の対策をしても過剰ではありません。出来る限りの対策をご検討ください。


ハオルシアフェスタ2016の詳細が決定しましたのでお知らせします。

開場時間、出展締め切り時間などが昨年までとは変更されていますのでご注意ください。

PDFのチラシはこちらからご覧いただけます。




ハオルシア フェスタ 2016
 
ハオルシア日本一を決める品評会とサボテン・多肉植物のバザールやオークション
どなたでも参加できます。お誘い合わせのうえお出かけください。

 2016年4月24日(日) 午前9時00分より

国際ファッションセンター3F KFCホール annex
東京都墨田区横綱 1-6-1(03-5610-5801)

第一ホテル両国と同じ建物です。

 午前9時00分 受付開始 (品評会出展、バザール出店、オークション出品)
    入場料:500円 (入場券を発行します。再入場可)
    品評会出展料:5点まで1000円、6~10点 2000円、11~15点 3000円。(15点まで)

    出展受付は午前10:00まで
    出展作品はハオルシア限定です。搬出は午後4:00から。

 午前9:00~午後4:00 バザール (当日受付。誰でも出店できます。バザール会場約50坪)
    出店料=会議机1卓1万円。複数人で1卓出店でも同額。ハオルシア以外も販売可。
    出店者は午前8:30から入室できます。必ず搬入用エレベータと搬入口を使って下さい。

 午前10:30~11:00 品評会投票。(投票は受付先着300名まで)

 午前11:30~12:00 会員総会。
    社団法人設立の報告と理事の紹介等。 昼食は各自で取ってください。
    建物内外に和/洋/中華/喫茶/コンビニ等各種店舗あり。

 午後1:00~1:30 品評会表彰
    日本ハオルシア大賞(2016年) 金賞3万円、銀賞2万円 銅賞1万円。
    部門賞:①万象、②玉扇、③ピクタ/スプレンデンス、④他レツーサ系、⑤オブツーサ系、
         ⑥裏窓系他軟葉系、⑦硬葉系、⑧万象錦/玉扇錦 ⑨レツーサ系錦
         ⑩オブト錦  ⑪他軟葉系錦 ⑫硬葉系錦  計12部門 (昨年とほぼ同じ。賞品は記念品)
    参考品用展示卓有り(出展者自身で管理して下さい)
    作品の経歴は問いません。各部門とも類似交配種を含みます。

    日本ハオルシア大賞は入場者の投票結果により決定します。部門賞は出展者の互選です。
    複数点入賞の場合や入賞該当なしの場合もあります。
    1人何点でも入賞できますが、賞金は最も高額のもの1点のみとします。
    優秀作品はハオルシア研究誌で紹介されます。他誌掲載はお断りします。

午後 2:00~4:00 オークション(セリ会)
    出品はサボテン・多肉植物も可。10点まわし。分金10%。落札時現金決済。

主催:一般社団法人 日本ハオルシア協会 (会長:實方一雄 info@haworthia.net)
    フェスタ担当 中島勝芳   事務・受付 大村直樹(hao65@outlook.jp)
     品評会担当 小澤直樹(顧問) 萩原文男    写真担当 押尾武

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懇親会のお知らせ
4月23日(土)午後7時より 両国第一ホテル25Fの和食レストラン「さくら」にて。
会費:料理代+千円(当日徴収)。
申込みは4月20日20時までに事務受付担当の大村氏へ。
すき焼き、ちゃんこ料理など、3千円台中心の料理にビール1本程度付き。
料理の希望はネット(www.dh-ryogoku.com/restaurant/sakura/menu)で確認して申し込み時にお知らせください。
 料理例:ちゃんこ膳、すき焼き膳、てんぷら膳、ステーキ膳、さくら御膳(柳川)、各3千円台。 スカイツリーを間近に見るきれいな夜景を見ながら、植物談義に花を咲かせてください。

宿泊のご案内
会場と同じ建物に第一ホテル両国があります。各自でお申し込み下さい。
4月は行楽シーズンの上、最近は海外からの観光客が多いので、早めに予約しないと満室になります。
3月10日現在、JTBではシングル用は満室、ツインも残り数十室だけとなっています。

車での道順
首都高速7号小松川線 錦糸町出口を降り、北に向かって少し進んで京葉道路(国道14号)を左折して都心方面に進み、緑1丁目信号を右折して清澄通りに入るとKFCビル(第一ホテル両国)駐車場入り口があります。(反対車線からは入れませんのでご注意)駐車場は地下1階の機械式です。

駐車場(地下)
136台収容。30分250円。出展、出店、出品者は2500円/8時間。ホテル宿泊者24時間2千円。

会場道順 JR総武線両国駅東口歩6分。都営地下鉄大江戸線両国駅A1出口0分(直結)

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