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July 2014

日本ハオルシア協会がハオルシア品種の国際栽培品種登録機関(ICRA)として指定されたことは先日お知らせしました通りですが、国際園芸学会のホームページのICRA一覧リストに、7月14日付更新にて当協会の名前が掲載されました。

ICRA一覧リスト


この指定に伴い、当協会では現在、公式サイトの主要ページの英文化、品種登録窓口を設置する準備を進めています。大量の作業になりますので少々お時間を頂きますが、準備が出来次第公開します。

この度、日本ハオルシア協会が国際園芸学会より、正式に「ハオルシア品種の国際栽培品種登録機関(ICRA)」として指定されました。命名・登録機関委員会での満場一致での可決とのことでした。

ハオルシア園芸の分野では日本が世界の中心であるということが国際的に認定されたと言う意味でもあります。協会が活動停止や解散をしない限り変更はありませんので、この指定は永久的なものとなります。

また、日本園芸界では初の国際栽培品種登録機関の指定であり、非常に画期的な事で大きな価値がある出来事と言えます。

世界には各分野でそれぞれの国際栽培品種登録機関(ICRA)があり、ご参考までに一覧をこちらにご紹介します。

国際栽培品種登録機関(ICRA)一覧表 ※2014年7月現在

サボテン・多肉植物の分野ではクジャクサボテン、リトープスの国際栽培品種登録機関が既にあり、ハオルシアは3番目の登録機関となります。

園芸植物の分野は限られた分野であり、日本で改良され世界的に評価されている植物(ツツジ、ツバキ、ギボウシ等)も現時点では登録機関は全て海外です。
こういった傾向は産業分野とも共通で、発明や開発は日本が先行していたのにその分野の標準やルールの作成で後れを取り、技術は優れているのに不利な競争を余儀なくされる例は枚挙にいとまがありません。

その中で、幸いハオルシアについては世界に先駆けて、当協会が登録機関の指定を受けることができたのは大変喜ばしい事です。国内はもとより、国外でもこの利点を活用して活動の幅を広げて行くことになります。

この国際栽培品種登録機関の指定は、ハオルシア品種の整理統一を進めて行く上でも大きな力となるでしょう。


尚、この指定に伴い、公式サイトから品種登録申請を受け付ける窓口を設置します。
また、協会サイトを世界に広く公開するため、英文サイトも準備中です。



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