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April 2014

4月20日(日)に開催されましたハオルシアフェスタ2014は盛況のうちに終了いたしました。
昨年より参加者は50名ほど増え、約200名超の多数のご来場を頂きました。

出店は13卓(昨年は10卓)、出店者ごとに販売苗に特徴があり、原種中心の卓、また玉扇・万象中心の卓、交配種なども幅広く販売する卓など多様でしたが各卓共に売れ行きも全般に好調でした。
人気のある原種はすぐに売り切れになり、玉扇・万象の小苗も非常に多数の販売数があったようです。
愛好者の層には原種中心にコレクションする層、玉扇・万象の有名品をコレクションする層と二通りの中心層があるのが見て取れました。
出店もこの両層に分散しているようなので、いずれの層にも満足して貰えるイベントとなったかと思います。

kaijyo-2014-4-20

品評会は出品者29名(昨年は19名)となり、出品総数114点(昨年は79点)を数え、非常にレベルの高い作品が集まり壮観でした。世界一の品評会という名を冠しても恥ずかしくない高レベルの展示会と言えるでしょう。
優良作品(入賞作品)はハオルシア研究誌で順次紹介予定です。
金賞・銀賞・銅賞作品は以下となります。

【金賞】 ’チョコラスィート’
金賞 チョコラスィート

【銀賞】 ’裏般若’
銀賞 裏般若

【銅賞】 ’老川黒’(コンプト)
銅賞 老川黒(コンプト)

※その他の出展作品は後日また別途UP致します。

これだけの作品が集まると入賞もなかなか難しくなってくると思います。従って入賞は高い名誉となり、栽培や育種に力を入れる趣味家が増える好循環となるのではないでしょうか。実際参加者より「来年は出展してみたい」「出展作品を1年掛けて作っておこう」という声も聞いています。入賞を目指して栽培することは大きなモチベーションになりますし、それによってハオルシア人気も更に高まる事でしょう。

今年は初の試みとしてバックライト装置を設置し一定の効果がありましたが、改善の余地がありますので次回は改良の予定です。

セリ会は出品者9名(昨年と同じ)でした。出品者の増加が望ましいですので、出品できる苗をお持ちの会員の方は来年度は是非出品をお願いします。参加者増加につながる工夫も協会の方で検討して行きたいと考えております。

懇親会の参加者は14名で、なかなかの盛り上がりを見せました。また、当日の会場では参加者同士での交流も盛んで購入品を見せ合う、持ち寄った苗を交換する等も盛んに行われていました。
そこで来年は交流の場として使用できるようなスペースを設けることを検討しています。

会場は交通アクセスも良く、ホテル併設であるため宿泊も便利で好評でした。来年も同会場での開催を予定しています。

本年度のハオルシアフェスタの総括は以上となります。
まだ2年目の催しであり、色々と改善点やご意見・ご提案もあるかと思いますので、会員の皆様、会員外でもご参加いただいた皆様、感想やご意見がありましたらぜひお寄せ下さい。

出品者・出展者の皆様、またご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
来年度もまた今年以上の盛り上がりとなるよう準備を進めて行きますのでご協力の程よろしくお願いします。


※その他の出展作品の写真を現在まとめております。出来次第ご紹介致します。

『ハオルシア品種名総覧』は2012年までに日本国内で発表された品種名のリストですが、それ以降、2013年中に日本で出版されたハオルシアの品種名を整理しました(ただしハオルシアアカデミー写真集の品種名とネット上の名前を除く)。記号などは『品種名総覧』と同じです。


 新しく品種名をつける場合などは『品種名総覧』、『ハオルシアアカデミー写真集』およびこのリストを参考にして、重複名や重命名を避けるようにしてください。なお『ハオルシアアカデミー写真集』掲載の品種名は数が膨大なため調査に時間がかかりますので、後日整理して発表します。


公式サイトのCultivarのページにリストをUPしています。

ハオルシア品種名総覧と併せてご活用ください。



2013年に日本で出版されたハオルシア品種名(PDFファイル)

*こちらからもご覧いただけます。



ブラックベルデアナとその近縁群の記事で紹介された種の追加画像です。(最終)

※各画像はクリックすると更に拡大します。


H. hisui MH 03-288 Slagter's Neck
H. hisui MH03-288 Slagter's Nek

H. lorelae n.n. IB12641, 15km SSE Sterkstroom
H. lorelae n.n. IB12641, 15km SSE Sterkstroom

H. seymoa n.n. IB10312
H. seymoa n.n. IB10312,  5 km NE Seymour, 121km NW Hogsback

H. stonii n.n. IB6468
H. stonii n.n. IB6468, Stoney Fell, 25km NE Stutterheim, along Groot-Keirivier

H. streama n.n. IB8513
H. streama n.n. IB8513, Turnstream 20km NE Cathcart, along Swart-Keirivier

H. valida n.n. IB5940, Whittlesea
H. valida n.n. IB5940, Whittlesea


ブラックベルデアナグループについてはハオルシア研究29号(次号)に6ページに渡って記事が掲載されますので、会員の方はそちらもご覧ください。

バックナンバーは興味のある記事の号だけでも購入できます。
各号の内容と購入方法は公式サイトの以下のページをご参照下さい。
ハオルシア研究



間が空いてしまいましたが、以前UPしました「ブラックベルデアナとその近縁群2/3」の図表にて紹介された各種の大きな画像を紹介します。

※各画像はクリックすると更に拡大します。
H. pringlei-IB6140, NW of Ripon Station, S of Middelton
H. ripons n.n. IB6140, NW of Ripon Station, S of Middelton

H. hisui-IB17278 N of Cookhouse
H. aoebis IB17278, N of Cookhouse

H. rufa n.n. IB7000,  between Somerset East and Pearston
H. rufa  IB7000, between Somerset East and Pearston

H. aquea n.n IB17485 Rocky outcrop, 5 km N of Whittlesea
H. aquea n.n. IB17485, Rocky outcrop, 5km N of Wittlesea

H. specksii-IB6967, SE of Nonesis Nek, 3127CC
H. specksii IB6967, SE of Nonesis Nek, 3127CC

H. calaensis IB17453 14 km SW of Cala
H. calaensis IB17453, 14 km SW of Cala

H. albans n.n. IB7034 St. Albans
H. albans n.n. IB7034, St. Alban's, 80km SE Cala, 3128CD


引き続きもう1記事、画像追加記事をUPします。






4月20日(日)に開催されたハオルシアフェスタ2014は、昨年より多い約200名超の多数のご来場を頂き、大変盛況のうちに終了致しました。懇親会、セリ会共に多くのご参加を頂き、また品評会も昨年の1.5倍近い数の出展がありレベルの高い作品が集まる素晴らしいものとなりました。

ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


フェスタのレポートを含めたブログ等の更新予定を以下のようにお知らせします。


1)ハオルシアフェスタ2014 レポート
  詳細なレポートを作成中です、出来次第のUP予定です。

2)2013年に日本で発表されたハオルシア品種名
  ハオルシア品種名総覧でカバーされていない、その後発表(出版)された品種名の一覧表です。
  品種名総覧を補填する内容となりますのでサイトにPDFにてUP予定です。

3)ブラックベルディアナとその近縁群 大サイズ写真追加
  以前の記事への追加写真です。


また、ハオルシア研究29号は現在発送準備に入っております。もうしばらくお待ちください。


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