先日、昨年8月の大量盗難事件の犯人が逮捕されたニュースはご記憶に新しいと思いますが、その後の状況についてのお知らせです。

5月は泥棒被害の報告はなく、昨年8月以来初めて被害のない月でした。
しかし6月に入り、群馬県で2件の未遂事件がありました。

6月4日には著名収集家のS氏温室のビニールが破られましたが、今のところ盗られたものはないようです。
S氏は大きな温室を10棟も持っており、そこにサボテン、多肉植物が場所を決めずに一緒に置かれています。ハオルシアだけ、あるいは高額品だけをまとめて置いてあるわけではないので、侵入した泥棒は探すのをあきらめて退散した可能性があります。

6月11日にはE氏温室に泥棒が入ったのですが、E氏は侵入を検知すると近隣中に鳴り渡る大音量のベルを設置してあったので、通報を受けたE氏が急行すると泥棒は逃走したということです。

このように1人捕まった後でも泥棒の活動は続いています。特に北関東では2件続いていますから厳重に警戒してください。

またE氏は失礼ながら地元以外ではあまり名前が知られていない方です。このようなところまで狙ってくるのは、全国的な趣味家情報に相当詳しい日本人の協力者がいる可能性が高いです。特に中国との関係が深い日本人には情報管理を徹底してください。