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過日お知らせしておりました、小穴氏温室での窃盗事件の追加情報をお知らせします。


  中島氏や大久保氏の時は一部の好みの苗を選んで盗んでいったので、趣味家の犯行という色彩が強いのですが、小穴氏の場合は写真のように中苗以上のものはすべてが盗まれています。


 可能性が高いのは、今回の事件は収集家の趣味的犯行ではなく、窃盗専門集団による、完全に金目当ての犯行だろうということです。これは写真で明らかなように、ラベルを全く持って行かなかったことからも、趣味家の犯行ではないことがわかります。(中島氏の犯人は植物とラベルを一緒にして1本ずつ袋に入れています。)


小穴氏温室被害状況ー3


小穴氏温室被害状況ー4


小穴氏温室被害状況ー5



このように今回の事件は完全な犯罪プロによる犯行だといえます。プロにはブザーなど、脅しは通用しません。温室内を24時間監視できる防犯カメラを設置し、侵入を検知したらすぐ自宅などに連絡が入り、温室内の様子を確認できるような対策を立てることをお勧めします。

 外国の窃盗団の場合、温室に異常があっても自分で確認に行くのは危険(殺される恐れ)ですから、監視カメラで侵入を確認したらすぐ警察に連絡することです。あるいは確認が十分できなくても侵入が疑われたら空振りを恐れずに警察に連絡してください。


また防犯カメラはインターネット接続式のものなら音声接続できますから、自宅から泥棒に「コラ、警察に連絡したぞ」などと脅してすぐ退散させることもできます。またネット接続式なら映像がリアルタイムに自宅パソコンなどに送られていますから、カメラを壊されたり、持っていかれたりしても映像記録はパソコンなどに残ります。


需要が多いためか、防犯カメラは安価(2~10万円くらい)で高性能なものが多数ありますから、セコムなどと契約した場合(侵入検知だけでカメラは設置されない)でも、別途設置されることをお勧めします。セコムが駆けつける前に泥棒を退散させることができます。

もちろんネット接続のためにはプロバイダ契約やルーターなども必要ですから、カメラだけあればよいわけではありませんが、万全を期されることをお勧めします。

 

また外国人の犯行の疑いが高いので、次のような点にも注意が必要です。

 

まず、外国人が見学に来たら、必ずパスポートを確認し、番号を控えること。パスポートの提示を拒否したり、持っていなければ、理由の如何を問わず、見学を断ること。


次に写真撮影を断ること。写真を撮られると、そこにどのような植物があるか、すぐにネット上に拡散し、犯罪グループの知るところとなり、狙われる危険性が高まります。また最近のカメラにはGPS機能がついており、写真からその温室の場所が特定されてしまいます。犯罪グループは下見をすることなく、写真データをカーナビに入れるだけで温室までたどり着けるわけです。したがって植物だけでなく、温室の外観や周囲の景色も撮影禁止が望ましいです。記念写真も断りましょう。


さらに最近は本人が購入するのではなく、代理人が購入の交渉に来る場合が多いのですが、これは非常に危険です。代理人は植物の写真を撮って依頼人にネットで送り、依頼人の指示で交渉するのですが、希望した植物が手に入らない場合、依頼人が別途窃盗団を送りこむこともあり得ます。あるいは代理人に防犯対策や周囲の状況などを調べさせることもできます。


いずれにしろ、代理人の場合は誰が購入希望者なのか、わかりませんし、たとえ代理人が購入希望者の名前や住所を告げたとしてもこちらをそれを確かめる方法がありません。たとえ本国の購入希望者が裏社会の人間だったとしてもこちらにはその素性は全く判らないわけです。代理人のパスポート番号を控えても意味がありません。


したがって代理人と交渉したり、写真を撮らせるのは全く危険な行為です。見学や購入希望者から申し込みがあった場合、代理人であるかどうか確認し、代理人の見学などは断るのが安全です。


もっとも、本人が購入するのか、依頼人がいるのか(つまり代理人)は判りませんし、本人が実は代理人であることを隠して見学に来る場合も考えられます。したがってそれを防止する最良の方法は、写真を一切取らせないことです。

 

最後に、外国の窃盗団は温室が家の脇にあっても安心できません。家にはセコムなどが設置されていても、温室の周囲は無防備であることがほとんどです。このような場合、何か物音がするといって、様子を見に行ったら、刺し殺されてしまった、という事態もあり得ます。だいぶ前に中国の窃盗団が地方の資産家を狙って犯行を重ねたことがありましたが、この時は物音に気付いた家人が何人も殺されています。


したがって自宅建物だけでなく、温室を含む自宅の周囲全体が侵入検知の対象になるよう、セコムなどの契約を点検してください。また建物屋上に温室がある場合は、よじ登ったり、はしごをかけ得る場所も検知対象になるようにしてください。もちろん、温室内には前記防犯カメラを設置することを強くお勧めします。





何か情報がありましたらお寄せ下さい。

お知らせとお願い(盗難事件について) 情報提供のお願い

【緊急警告】盗難事件について(中島氏温室の件・8月13日発生)
【続報】盗難事件について(中島氏温室の件・防犯ビデオ動画)
【追加情報】盗難事件について(中島氏温室の件・防犯ビデオ動画追加)
【緊急警告】盗難事件について(大久保氏温室の件・9月20日発生)
【緊急警告】盗難事件について(小穴氏温室の件・10月31日発生)


8月、9月とハオルシアの盗難事件についてお知らせしておりましたが、残念な事にまたもや被害が発生しております。

10月31日未明に埼玉県の小穴氏温室に泥棒が入り、万象、玉扇、オブト錦などの親株がほとんど全部盗まれたということです。恐らくとんでもない被害額になるでしょう。詳細は確認次第続報でお知らせします。

被害は万象とオブト錦の親株400本全て、実生を含むオブト錦の中大苗約1200本、合わせて1600本 という大変な数です。

小穴氏の万象やオブト錦の親株は優良品ばかりですし、また氏のオブト錦は大人気ですから中苗でも相当な金額です。
したがって時価総額では植物盗難事件としては史上最大クラスの被害と思われます。

ある国からハオルシアを狙った窃盗団が来ているという噂もあり、厳重に警戒してください。
またこれくらいの金額になると、自宅の傍に温室があっても安心でき ません。外国の窃盗団は暴力的な場合が多く、むしろ気が付かれたら家人を殺してしまう可能性もあります。侵入を疑ったらすぐ警察に連絡してください。

栽培家の皆様には、くれぐれもご注意と、早急な防犯対策をお願します。

引き続き、盗難事件についての情報がありましたらお知らせください。

お知らせとお願い(盗難事件について) 情報提供のお願い

【緊急警告】盗難事件について(中島氏温室の件・8月13日発生)
【続報】盗難事件について(防犯ビデオ動画)
【追加情報】盗難事件について(防犯ビデオ動画追加)
【緊急警告】盗難事件について(大久保氏温室の件・9月20日発生)

お知らせとお願い

 

(1)情報提供の報奨金のお知らせ

中島氏温室に入った泥棒については犯行映像を公開しているにもかかわらず、有力情報がなかなか入りません。そこで関係者と協議した結果、次のような報奨金を設けて犯人逮捕につながる有力情報を求めることにしました。

 

中島氏温室の泥棒逮捕に直接つながった有力情報の提供者には 50万円

 該当者が2名以上いる場合には該当者間で等分。

 

8月上旬ころ、中島氏や大久保氏などに下見に来たのではないかという不審な外国人の話もあります。これらの人物についても情報提供をお願いします。


 

(2)警察への要望などのお願い


また、この犯人は大久保氏温室に入った泥棒と同一犯人だと思われます。

このままでは第3、第4の大量盗難事件が起こる恐れが高く、次は関東や関西の犯行になる可能性も大いにあります。

しかしどうも警察は被害品が植物ということからか、あまり真剣に捜査してくれない感じがします。大久保氏の被害と合わせると4千万円もの高額被害ですから、一般家庭の泥棒やコンビニ強盗などなら、もっと積極的に捜査してくれるはずです。あるいは中島氏の事件があった時に、犯人映像を鮮明化して公開していたなら、大久保氏の事件は防げた可能性があります。

したがってハオルシア愛好家の皆さんは静岡県警や警察庁に犯人映象を鮮明化して公開するなど、より積極的な捜査をやっていただくよう、電話、メール、郵便などで要望してください。

 

静岡県警 苦情・相談窓口 静岡県警察本部警察相談課 総合相談室

電話 054-271-0110(警察本部代表電話番号)FAX 054-252-7910

http://www.pref.shizuoka.jp/police/sodan/kujo.html

 

国家公安委員会 100-8974 東京都千代田区霞が関2-1-2

TEL: 03-3581-0141 e-mailhttps://www.npsc.go.jp/goiken/

(警察行政に関する要望は国家公安委員会が窓口のようです)


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